24年前のブラジル映画🇧🇷です。
人と人の出会いが、幸福に作用したら…という希望のお話です。
主人公は、教職を経て、駅で代筆屋をしている初老のドーラ。
ここでまず驚きました。
現在はどう変わっているかわかりませんが
リオ駅で代筆業が成り立つとは!
日本でも落語に代書屋という演目がありますが、義務教育制度のおかげか今では、ほとんどの方は読み書きできるのではないかと思います。
代筆依頼人はさまざま、内容もさまざま。
不思議な光景です。📝📋🗒💁
この仕事がきっかけで、生意気な9歳男児と道行きすることになったドーラ。
お互い仕方なく父親を訪ねるバスに。🚌
トラブルで文無しとなり、善良なトラックに拾われるものの、悲しい成り行きから、置き去りにされ。
ようやく目当ての住所にたどり着くも、引っ越していて。さらに、追いかけても不在という始末。
状況が二転三転するうち、二人の距離はだんだん縮まって、最終的には心通う相棒に!
出会った時は、生意気なイタズラ坊主👦🏻VS不機嫌な意地悪オバサン👩🏼🦳
どうにもおさまりの悪い二人だったのが、互いを大事に慮れるようになるのだから、人の世も捨てたものではない……そう思わせてくれる映画です。
曲がりなりにも教師だったからには、道徳観念が多少はあったはずなのに、平気で預かった手紙を破り捨てていたドーラ。
幸い苦言を呈してくれる親友がいた。
彼女と、この少年のおかげで、ドーラは初老にして前向きな生気を取り戻す。
少年にも明るい未来が開けそうだし、
めでたしめでたし!😄✨
それにしても、ブラジル🇧🇷……
どこの国にも暗部はあるのでしょうが、色々驚きビビりました。
そうそう!
ドーラ役の女優さん、完全に役になりきっていて見事でした!💄💋