miku

セントラル・ステーションのmikuのレビュー・感想・評価

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)
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ドーラは意地悪で、だけどこの国ではきっとこれぐらい強かでないと生きていけないのでしょうね。行く先々で彼らを助けてくれる人は、優しさはあるけど絶対的な良い人でもない。そもそも絶対的に良い人なんて存在し得ないのだけど。そんな言葉の後ろには嘘とか悪が隠れていないか、いつでもハラハラしてしまった。ジョズエはあの先、この写真を覗きこめば大丈夫って思えるだけの記憶を手に入れたんだね。これから大体25年程経って、この国の識字率はどれだけ向上したんだろうかと思いを馳せてしまう。南米は怖くて一生行けないな。
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