軽率

セントラル・ステーションの軽率のレビュー・感想・評価

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)
3.8
手紙を書くことで縁を繋いでしまったから。決して"良い人間"とは言えないドーラと赤の他人のジョズエのロードムービー。「グロリア」からスリルを引いて、切なさを足したような作品。
祈りでいっぱいの場所で昏倒するドーラ。あれは死んで蘇る、みたいなことだったのかな。もしかしたらいつか、このざらりとして辛くも優しい道行きを忘れてしまうかもしれない。それでも、このひと時が大切だったのは本当なんだよ。
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