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第七天国の317のレビュー・感想・評価

第七天国(1927年製作の映画)
3.9
約1世紀前の作品ということを踏まえて。映像や設定は今でも違和感はない。すんなり受け入れられるサイレント映画。セットが素晴らしい。影の使い方で上手く空間が出来ているし、白黒ならではの濃淡で主人公たちの気持ちに沿った空気が感じられる。第七天国まで上昇するカットはやっぱり素晴らしく美しいし、実際に2人にとっての「天国」なのだと想わせられる。ロマンチックではあるけど意外とさっぱりとした純愛ものだった。
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