古代ローマ時代の公共浴場の技師が現代の日本にタイムスリップするコメディ作品。
阿部寛主演、上戸彩がヒロインを演じる。
原作はヤマザキマリのコミック。
紀元128年の古代ローマ帝国が舞台。
皇帝ハドリアヌスは公衆浴場のテルマエを作ることで民衆の支持を集めていた。
ある時、仕事に行き詰っていたテルマエ技師のルシウス（阿部寛）が現代日本にタイムスリップする。
漫画家志望の真実（上戸彩）をはじめとする平たい顔族の日本人との交流を通して日本の風呂を知る。
涙と共に古代ローマに戻って日本の浴場を参考にしてテルマエを作る。
ルシウスはハドリアヌス帝からも新たなテルマエの設計を頼まれるが……
阿部寛と上戸彩がユーモアいっぱいに好演しており、日本の銭湯や温泉の良さが面白く描かれている。
瓶に入った乳飲料が懐かしい。
温泉卵も美味しいですね。
壁に書かれた富士山は日本の銭湯にはまだあるのかな。
温泉や銭湯でくつろぎたくなる作品です。
「また会えるかな？」
「きっと会える ローマの道はすべてに通じているのだから」
2022.3 NHK BSP で鑑賞
第36回 日本アカデミー賞にて最優秀主演男優賞を受賞（2013年）
