1764年、100人が消えた。
残された傷跡。狼か？それとも…

…知るかバカ！そんな事より格闘だ！(オイ)




18世紀のフランス、ジェヴォーダン地方の村で謎の獣による女子供の襲撃が頻発していた。

事件解明の為に国から自然科学者のフロンサックと相棒のアメリカ先住民族のマニがやってきた。
懸賞金目当てに沢山の狩人が村に集まり、大規模な狩りが行われ多くの狼が狩られるが、獣の被害は収まらなかった。
調査の中でフロンサックは、獣の正体が鉄の牙を持ち意志を持った怪物であることを知ることになる…。




18世紀のフランスで起きた謎の獣の襲撃事件をベースにしたフランス産の歴史・ミステリー・サスペンス・格闘アクション。
(ごちゃまぜw)

実は本作は2回目の鑑賞となったですが、以前は格闘アクションにしか興味なかった所為か、「お話、なげぇなぁ！！！」と思いそこまで高評価ではなかったのです。
しかし、改めて観ると本作では様々な要素が沢山盛り込まれてるのが分かり本作を最後まで楽しめました。
(ってか最近、このパターン多くね！？w)

本作、色んな内容が一気に詰まっていて、格闘アクションだったり歴史ミステリーだったりラブロマンスだったりファンタジーみたいだったりホラーっぽかったりと色んな要素が詰め込まれているが、意外にもどの要素も中途半端になっておらず見応えがあった。

映像や雰囲気は中世のフランスを上手く表しているし、雰囲気も良い。
登場人物も個性的でキャラもしっかり立っている。
ミステリアスな物語も話の先を読ませず、中々面白いです。
後半、巨大モンスターとの闘いの中で真相が徐々に明らかになってゆく件も見応えあり。


そして本作の見せ場であるド派手なアクションシーンは流石の一言。
メインキャラを演じてるだけあって、マーク・ダカスコスさんのマーシャルアーツを披露する場面が幾つかありますが、どれも見事な動きで惚れ惚れします。
主演のサミュエル・ル・ビアンさんも良い感じにパワフルに動いてくれます。

また巨大モンスターとの大バトルやクライマックスのガリアンソードを操る敵とのタイマンなど、アクションのバリエーションにも富んでおり、最後まで飽きさせず楽しめた。

流石ダカスコスさんと組んで「クライング・フリーマン」を撮ったクリストフ・ガンズさんだけあってアクション面は文句ナシのクオリティでした。
(リュック・ベッソンさんもそうだけど、フランスのクリエイターの方々や制作会社の方がアクション俳優を上手く活かせるのかな？)


怪物のCGが少々荒っぽかったり、テンポが少しゆったり目な気もするが、ミステリードラマに加え、格闘アクションやモンスターとのバトルまで楽しめる、実にサービス精神に溢れた逸品。

人によっては合う合わないがあるかもしれませんが、格闘アクションやモンスター物が好きなら観て損はないでっせ！！！
言うまでもなく、俺は本作大好きです。


よっしゃぁ！ダカスコスさんの劇場出演に便乗出来たぜ！w(おいおい)
最近劇場公開された出演作でもアクションの見せ場があるらしいので、実に楽しみだ！！！！

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18世紀にフランス、ジェヴォーダン地方で実際に起こった未解決事件を元にしたアクション映画。

同じく20年前のLotRとどうしても比較してしまうが、ストーリーもCGもやはりハリウッドには及ばない。

何よりこの作品には作品のテーマとは打って変わってハラハラドキドキのような感情が全く芽生えない。

先の読める展開やあまりにも遅いテンポで何回も飽きてしまった。題材は面白いのだからわざわざアクション映画にすることもなく、史実通りの未解決事件で良かったと思う。

マニがカッコ良かったこと以外に評価したい点はない。

吹き替え版で鑑賞。

• #りょうすけ2021

ずっと見たかったんですが、延びてしまってた映画です。

いきなりモンスターパニック的な始まり方で、その後は格闘映画に移行しました。

ジョン・ウーやマトリックスに影響されてそうな撮り方で、阿部寛に似た人が無双してました。ザック・スナイダーもこれに影響受けてそうです。
他にも3人で獣を仕留めに行くのはジョーズぽかったり、デ・パルマぽい主観長回しがあったりと、面白いシーンだらけでめちゃくちゃ興奮しました。

要らないシーンも結構あることはあるのですが、それを上回るものがありました。
武装錬金やBLEACHは多分これを参考にしてます。

モニカ・ベルッチが出てきて、20秒後には濡れ場が始まりました。

劇場もなぜかほぼ満席でした。