開始早々、渥美清の問わず語りがはじまりびっくりした。口跡が良いから聞いてて気持ちいい。本作の主人公・沓掛時次郎を慕う弟分。
そんな渥美清と中村錦之助のバディ感で序盤から見応えあり。
その後の意外な…
死ぬ人間の「色」がガチすぎる。あんなに楽しそうだった渥美清がものの数分で土みたいな顔色に……。血色良すぎの萬屋錦之介が自分が斬って死にかけているこれまた土色のヤクザを抱き抱える。ドライヤー『怒りの日…
>>続きを読むローポジションのワイドで捉えた絵葉書みたいな時代劇世界の美しい風情や旅情を堪能した。自分の経験的に馴染んだビジュアルではないのに、イマジナリー原風景みたいな感じでしっくりくるのはなぜか。
登場するキ…
そろばんのはじけねえ野郎。
富士が見える川。
心なんてやつは。
農民の思い。
最初と、最後の最後。
こういう関係まで踏み込んだ作品が昔からあったんだな。
斬ったときの表現が派手になっている印象。…