桔梗F

インプリント ぼっけえ、きょうてえの桔梗Fのレビュー・感想・評価

3.8
アメリカ人の文筆家クリス(ビリー)は小桃という女を探して浮島の遊郭を訪れる。
彼がそこで出会った不思議な女郎(工藤)は「小桃は自殺した」と言い、その経緯を語り始める。
それは長く恐ろしい夜の始まりだった…。

世界のホラー映画の巨匠13人が集結して、それぞれ一作ずつホラーを作る米ケーブルテレビ企画「マスターズ・オブ・ホラー」

三池監督が選ばれたときは、それはびっくりしました(;゜∇゜)

余程、米国人に「オーディション」は怖かったらしい(笑)まあ日本人でも怖いんですが…

原作は岩井志麻子の「ぼっけえ、きょうてえ」
日本ホラー小説大賞受賞作で、もちろん小説も買いました(^^)

原作との違いは人探しの外国人クリスを出したこと、ゴアゴア度大幅アップ!
その分、失ったものもありますが。

ちなみに12作はアメリカケーブルテレビで放映されましたが、本作だけアメリカで放映禁止くらいました(笑)

理由は、え○じ殺しかあまりのゴア展開か奇形か…

売りは人によっては「ホステル」「ソウ」シリーズを上回るというイタタタゴア描写です( TДT)
個人的には「オーディション」より痛い(;´д`)

ちなみに以前、結婚前の今の嫁に「おもしろい映画だ」と騙して見せたら、あまりのゴア描写にギャーギャーわめきながら部屋でのたうち回ってました(;´_ゝ`)悪いことしました…

一般の映画ファンにはきつすぎて画面を直視すらできないようです…

自分が初めて観たとき、嬉々として花魁の爪や歯茎に針をぶっ刺すキチ○イ女優を観て、あまりの狂気に感動しましたが、誰だろう?と後で調べると原作者の岩井志麻子でした(苦笑)変態すぎる( ;∀;)

最近、深夜番組の「有吉反省会」で岩井さんのヒョウ柄衣装や息子の熟女AVネタなど涙出るほど笑わせてもらいました( ;∀;)
今のお笑い芸人で岩井志麻子よりおもしろい人はいないかと…

あと、ほぼ日本人役者とスタッフですが、アメリカ資本なのでセリフは英語です。※字幕

映画は原作の当時の悲惨な貧農の生活状況など陰鬱な土着描写はなくなりましたが、赤を基調とした幻想的な映像などゴア以外でも見所はあります(^.^)

ただR18の理由がエロじゃないときの邦画ホラーのきつさは一級品なので、ゴア耐性がない方は間違っても観ないほうがいいです(;´д`)
桔梗F

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