こころに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 3ページ目

「こころ」に投稿された感想・評価

言うほど観てないけどたぶん巨匠の市川崑。といえば色々斬新追求の監督って印象。けどこれは斬新前の中期あたりか。この人らしさ全開はやっぱり犬神からなのか。当然ながら巨匠にも巨匠前時代があり、けど前時代に…

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Laura

Lauraの感想・評価

3.5

原作が高度に抽象化された書簡体小説なので映像化には根本的な難しさがあると思うが、シナリオは原作に忠実でありつつ世界観を壊さず手堅くまとめられている。また原作には明治の終わりと乃木大将の殉死とか、「先…

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1955年市川崑監督版。

1973年新藤兼人監督版を先に鑑賞していて、いつか市川崑版を観たいと思っていた。

現在の時代感やモヤモヤいらいらさせる感じ(必ずしも悪い意味だけではない)は、こちらの方…

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オリ

オリの感想・評価

3.7
こころを持てる人間。持ってしまったならばいい方にも悪い方にもうまく使わなければならんね。
小説は読む気しなかったので、映画で鑑賞。友への裏切り行為に対する罪悪感と苦悩が上手く表現されていたと思う。自分も同じような経験があるので面白かった。
夏目漱石の原作が訥々とまとめ上げられているのだけれど端正過ぎてあの狂わんばかりの苦しみには届かず、ちょっと残念。

新珠三千代さんの美しさと迫力には参りました!喪服もヤバい。
enter

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3.3
25歳の新珠ちゃんが観れるだけかなあ。

漱石小説の映画化は難しいんでは、、?
miporingo

miporingoの感想・評価

3.6

この作品が現代用語のホモソーシャルで語れることに気づいてしまった。洋画で言うと”Once Upon a Time in America” と同様に。マドンナ的な女性を置くことも共通していて、奪う方は…

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のす

のすの感想・評価

3.5

原作とはまた違う感想を持った。特に先生の苦しみ、人間臭さにスポットライトが当たっていた気がする。ストーリーの順番は原作とは違う組み合わせになっている。原作にない部分もあったけど、付け足した方が映画的…

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bn

bnの感想・評価

3.4

磨りガラスの抜きになった模様(めちゃくちゃ小さい)から三橋達也と森雅之の顔が見えるところ、ご当地顔ハメ看板のようで面白すぎて笑ってしまった。
1950年代の市川崑演出で「こころ」はちとコメディ味が浮…

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