言うほど観てないけどたぶん巨匠の市川崑。といえば色々斬新追求の監督って印象。けどこれは斬新前の中期あたりか。この人らしさ全開はやっぱり犬神からなのか。当然ながら巨匠にも巨匠前時代があり、けど前時代に…
>>続きを読む原作が高度に抽象化された書簡体小説なので映像化には根本的な難しさがあると思うが、シナリオは原作に忠実でありつつ世界観を壊さず手堅くまとめられている。また原作には明治の終わりと乃木大将の殉死とか、「先…
>>続きを読む1955年市川崑監督版。
1973年新藤兼人監督版を先に鑑賞していて、いつか市川崑版を観たいと思っていた。
現在の時代感やモヤモヤいらいらさせる感じ(必ずしも悪い意味だけではない)は、こちらの方…
この作品が現代用語のホモソーシャルで語れることに気づいてしまった。洋画で言うと”Once Upon a Time in America” と同様に。マドンナ的な女性を置くことも共通していて、奪う方は…
>>続きを読む原作とはまた違う感想を持った。特に先生の苦しみ、人間臭さにスポットライトが当たっていた気がする。ストーリーの順番は原作とは違う組み合わせになっている。原作にない部分もあったけど、付け足した方が映画的…
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