ジョン・ウー監督作品。
香港のスラム街で育った幼なじみの3人は、チンピラ同士の喧嘩で人を殺してしまい、密輸での金儲けと逃亡をかねて戦時下のベトナムへ。
突っ込みどころが多々あるストーリーも、そんな猶予がないくらいテンポが速くてどんどん3人は引き返せないことになっていきます。
ジョン・ウーお得意の白い鳩はいない。でもスローモーション、銃撃戦、爆発、銃撃戦、爆発、の繰り返しがラストまで続きます。火薬の量が多いとかの問題じゃない!!笑
地雷をインスタントに砂浜に埋めて素人が扱えるレベルじゃないほどの爆発を起こす!
効果的なシーンで使うはずの派手な演出を、最初から最後まで銃撃戦&爆発し続けるので、ジョン・ウーのやりたい放題。
金か友情か?的な感傷的で切ない物語も、とにかくラストまでカーアクション&爆発の連続で、ちっとも浸る気持ちにさせてくれない。
ひとつの作品でかつてないほど火を見た。
面白すぎ!