なすび

さすらいの一匹狼のなすびのレビュー・感想・評価

さすらいの一匹狼(1966年製作の映画)
5.0
トニーノヴァレリ2作目!
最近西部劇はまってるからオススメ教えてってお父さんに聞いたら教えてくれた

OPとEDに流れる歌詞付きの主題歌がめちゃくちゃかっこいい、その歌をバックに主人公が夕陽の中馬に乗って砂漠をこっちに向かってやってくるのがめちゃくちゃ痺れる。
「のっぽのガンマンがお前に懸かった賞金を求め 今夜町に馬を乗り入れたと聞いた やられる前に逃げろ のっぽのガンマンは勝負の名手だ 奴に勝つ以外死から逃れる術はない 人は奴を殺し屋だと噂している 確かに殺し屋なのかもしれない のっぽのガンマンは殺し屋さ お前と俺にとっては殺し屋さ ………」

主人公のクレイグヒルがめちゃくちゃイケメン、ブラッドリークーパーにイーストウッド的西部劇要素を足したような、イーストウッドをもっとブラッドリークーパーみたいに甘くしたような顔。とにかく、イ!ケ!メ!ン!しかも失敗しないしあまり手を汚さず殺すから逆に印象薄いくらい笑 遠くから狙って射撃するタイプの銃で、相手に自分の位置を悟られずに殺す、暗殺者ですよ笑
悪党たちの犯罪を一旦見過ごしてお金奪わせてから悪党を全員殺し、お金を頂き懸賞金もいただく。一応今回は弟を殺された復讐、もあったけど、なくても殺してたでしょう笑むしろ、弟絡むならもっとこじらせろよ!笑
敵役の人も普通にカッコよかった、奥さんや子どものこと愛してるしそんな悪いことしてなさそう。誰かを尋問するときに、ハゲ頭のハゲ部分だけに熱いコーヒーをちょぼちょぼかけてたのが少し悪人ぽいぐらいかな。
悪党の一番の手下みたいなマチェーテの顔がアホっぽくてかわいい、マチェーテ、主人公に捕まって乱暴されたらすぐ全部情報吐いちゃうし捨て駒感がgood👍

ラストの対決の勝ち方かっこよすぎるよね、目を打ち抜くっていうね、いやどんだけ巧いんよ!

「さすらいの一匹狼」てなってるけど原題は「殺害のために」て感じだから一匹狼じゃないところは許そう!
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