「お辞儀ってのはこうやんだよ!」
加東大介と取っ組み合い、ホースで放水攻撃をくらわせ、浮気相手に前蹴りする高峰秀子。
前年にルネ・クレマン『居酒屋』があるとはいえ、当時の日本映画では相当な衝撃だった…
地元の市川市で脚本家の水木洋子さんの関連映画をたまたま鑑賞。
これまで二十四の瞳の印象でしたが、まさに「あらくれ」の高峰秀子の演技の振り幅がヤバイ。
私の大好きな加東大介も共演。
大正時代の働く人…
おもしろかった!
まさにハマり役の高峰秀子はもちろん、役者みんなに味があったなぁ。
主人公は、別に意味なく荒くれてないし、きっぷが良くて魅力的な女性だよね、少なくともいまの価値観では。わたしは好きで…
「流れる」の勝代のミシンを介して「あらくれ」のお島へつなぐ。大正の時代を自分の才覚だけで力強く生きるお島は高峰秀子の適役だ。「浮雲」や「放浪記」を見たばかりなので、山国の旅館で縁を結んだ森雅之の旦那…
>>続きを読むタイトル通りのあらくれぶりを見せる高峰秀子が素晴らしく楽しい。
階段から落ち、障子を破壊し、水をぶちまけ、部屋をほうきで破壊する!
何かしらの転機に常に暴力が付き纏っている。
ラストの着物の裾をぐい…
よせよせ!と言いながら自らホースの水に近づいている(ように見える)加東大介サンw
笑いました。
高峰秀子といえば、私はチャキチャキしてる役が似合うイメージがあります。転んでもすぐ起き上がる逞しさ‥…