🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-506 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋今でいう、“だめんず”な男ばっかり掴んでしまう『あらくれ』なヒロインの物語。…
1957年に大正を描くって、40年くらい前の事だもんな。さぞかし時代考証正確なんだろう。
2022年の今から、80年代を描く様なもんだ。
やっぱり、日本が国全体で転げ落ちて行くの30年代以降なんだ…
このレビューはネタバレを含みます
「ダメですよ、男なんかに振り回されちゃ、こっちが一人前の男にしてやるぐらいの気持ちでかからなくちゃ」
高峰秀子にホースで永遠に水かけられる加東大介めちゃくちゃおもろい、「こいつは月の巡り(生理の言い…
男は女が前夫に離縁されこの山奥に追いやられたことを知っていた。夫婦喧嘩の際に階段を転げ落ちお腹の中の赤ん坊を流産したことも。だからだろうか。暗い過去を清算するかのように、馬車馬となって働く女が愛しく…
>>続きを読む〜のための、って映画は数あれど、デコさんが主演の映画は「高峰秀子のもの」って感じがする。
相手役が変わるのにあまり大差がないのは枠が大きいんだなと思う。個人というより男と女。喧嘩して加東大介の顔にホ…
男性の嫉妬は愛情深い人として、女性の嫉妬はあらくれ者として解される時代。意志の強さは、どの時代でも生き抜ける絶対的な武器。籍を入れることは、その場をやり過ごすための手段に過ぎず、心を繋ぎ止めるための…
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