あらくれに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 4ページ目

「あらくれ」に投稿された感想・評価

緑雨

緑雨の感想・評価

3.5

なかなか面白いんだけど、一方で成瀬作品らしい深みに欠けるように思う。

高峰秀子のキャラクタライズは、ここまでやるかというくらいのエスカレーションがとても面白い。気性が激しいだけでなく、生命力のたく…

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majizi

majiziの感想・評価

4.0

大正時代、女性の地位が低い社会情勢において、自分に正直な気性が荒い女性・お島をデコちゃんが演じています。

男によって変化する生き様。

でも男に翻弄されるのではなく、自分で道を選んでいく。

なん…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.0

気性の激しい女を高峰秀子が好演。
男と一緒になっては別れる生活力たくましい女性の話。

この作品でまず驚いたのは、あの志村喬がエロおやじを演じていて、高峰秀子の胸を服の上から触って「このおっぱいは大…

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Taul

Taulの感想・評価

4.0

『あらくれ』(1957)再鑑賞。七人の侍(3人もいる)ならぬ七人のダメ男と文字どおり格闘する高峰秀子。なびく女もやっつける。大正デモクラシー高揚期に職を持ち奮闘する女性像を名優たちで凄い密度で描く面…

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高峰秀子の暴力、放水が気持ち良い
ラストシークエンスでの雨の組み込み方が最高
mi

miの感想・評価

4.0

尽くしても尽くしても裏切られるのに、ひたすら強く逞しい。
三者三様のクズ男もいい味が出ている。とくにハゲだるま(劇中で連呼されてるのも笑った)は地味な男からスタートさせ、途中「こっちが一人前に育てる…

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ナルセだ水木だ高峰秀子と森雅之で『浮雲』組だ!とワクワクで鑑賞。何があらくれなんだろと思ったらまさにデコちゃんが荒くれまくってた。この自民党的男中心屁理屈に1ミリも屈しない女性像は57年当時はどう観…

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slop

slopの感想・評価

4.0

女性らしさや良妻賢母のような社会からの女性としての役割の押し付けを拒み続ける主人公。女性のエンパワメント作品の中でもかなり古く、今はエンタメの中にフェミニズムを取りいえるのが当たり前のようにあるけど…

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この時代には珍しく、男勝りな性格を貫き独立していく女傑"お島"の頼もしさと物悲しさを高峰秀子が演じた女一代日記。

男尊女卑?知るかとでも言わんばかりに気性が激しくモラハラに屈せず真っ向勝負、殴られ…

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<概説>

人一倍強気なその女の連合いは、探せども探せどもダメ男ばかり。彼女にいい人はいつ見つかるのか。徳田秋声と成瀬巳喜男のコンビによる、日本映画界の名作。

<感想>

やはり人を第一印象で判別…

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