ビジネスにおいては大正元年のアマゾネス!めちゃくちゃカッコよくて、結構コワイ。
(こういう女性はいつの時代もいて、今なんかよりずっと生き難かっただろうな…)
(昔は今で言う”起業”で一山当てるこ…
タイトル通りのあらくれる高峰秀子さま。男運が無いというかこういう運命なのか。上原謙から森雅之、加東大介はあれだけど、そして仲代達矢とそうそうたる面食い。あの時代に自分らしく生きるってなかなか出来なか…
>>続きを読むこれはあらくれですわ。セルフでその時々の境遇をフイにして、その度に自力で復活する高峰秀子。生まれた時代を間違え、男のチョイスを間違え、忍耐すべきところを間違えてる感じで、あらかじめ不幸になるタイプ。…
>>続きを読むとにかくお島ちゃんかっこよかったけどかわいそうでもあった。とことんついていない感じがするものの、やはり女心もありで、好きな人とは結ばれぬ感じが切なかった。しかし男たちみんな、なんとも言えぬ…。お島ち…
>>続きを読む始まって1分で「このデコちゃん好きだ!」と確信。高峰秀子演ずるお島が何かというとすぐにドタンバタンガチンコファイトを始める。成瀬映画における三大ダメ男(か?)上原謙・森雅之・加東大介勢揃い。森雅之以…
>>続きを読む成瀬巳喜男監督作品の中で最も好きな作品のひとつ。前年の『流れる』の方が一般的な評価は高いですが、ボクはこっちのほうが好き。一般的に評価されていないのは、おそらく『あらくれ』が成人映画指定(18禁)さ…
>>続きを読む徳田秋声が大正4年に新聞の連載小説として発表した同名小説の映画化。養家や夫の身勝手から各地を転々としながらも、力強く生きていく男勝りの女性・お島の半生が描かれている。ストーリーがどんどん展開していく…
>>続きを読む成瀬巳喜男はあまり得意でないと『浮雲』『乱れる』を観て思ってましたが、これはほんといい。高峰秀子の殴る蹴る噛む放水するなどの暴力っぷりもよいのですが、その無軌道さを淡々と撮ってるのがよいんですよ。高…
>>続きを読む高峰秀子が無双する映画。殴る、蹴る、叩く、噛み付く、部屋の中で放水する。最も凄いのは、彼女が傘を差して歩く後ろ姿を捉えたショットなのであった。
あとこの時代、駅のこと「ステーション」って言うんですね…