てつじ

あらくれのてつじのレビュー・感想・評価

あらくれ(1957年製作の映画)
3.4
冷淡な上原謙、優柔不断な森雅之、放蕩の加東大介と3人のダメ男を掴んでしまった男運の悪い主人公を"あらくれ"た強気で生き抜く高峰秀子の女一代記。ガラスが割れる大喧嘩の立ち回り、三行半を叩きつけダメ男達とさっぱりとサヨナラする気っ風のよさ。唯一惚れた森雅之との腐れ縁は、『浮雲』を彷彿する。
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