すずす

あらくれのすずすのレビュー・感想・評価

あらくれ(1957年製作の映画)
4.1
公開当時、主人公・お島のキャラが奔放すぎるとして、18歳未満は鑑賞禁止となった、水木洋子脚本の爽快女性ムービー。

高峰秀子の最高傑作は『女が階段を上る時』ですが、個人的には、これが一番好き。
耐える女ではなく、闘う女像が最もハッキリ提示され、『テルマ&ルイーズ』も真っ青!
何度か登場する、荒くれ女・お島の喧嘩場面、特に、加藤大介との闘い、そして、最後の女の決闘は見応え満点。
浮気されても唯では済まない一発逆転のラストは、痛快の極み。
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