あらくれに投稿された感想・評価 - 8ページ目

『あらくれ』に投稿された感想・評価

N.W.A.ならぬアティチュードを持った女(今なら当たり前だが)な高峰秀子が男と揉めまくる話。超絶大傑作である。
他の成瀬作品に比べて高峰秀子が文字通りあらくれており、加東大介に放水するわマウンティ…

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高峰秀子の暴力、放水が気持ち良い
ラストシークエンスでの雨の組み込み方が最高

1957年の成瀬巳喜男監督作品。
勝気ながら繊細な一面を持つ、ある意味、劇中で一番男らしい高峰秀子の演技力に恐れ入る。男に何度裏切られてもたくましく生きていくエネルギーに満ちあふれた映像にくぎ付け。…

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mi

miの感想・評価

4.0

尽くしても尽くしても裏切られるのに、ひたすら強く逞しい。
三者三様のクズ男もいい味が出ている。とくにハゲだるま(劇中で連呼されてるのも笑った)は地味な男からスタートさせ、途中「こっちが一人前に育てる…

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り

りの感想・評価

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高峰秀子が強くて美しい女 この女に対して男がどいつもこいつも小さすぎんだよ

ナルセだ水木だ高峰秀子と森雅之で『浮雲』組だ!とワクワクで鑑賞。何があらくれなんだろと思ったらまさにデコちゃんが荒くれまくってた。この自民党的男中心屁理屈に1ミリも屈しない女性像は57年当時はどう観…

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slop

slopの感想・評価

4.0

女性らしさや良妻賢母のような社会からの女性としての役割の押し付けを拒み続ける主人公。女性のエンパワメント作品の中でもかなり古く、今はエンタメの中にフェミニズムを取りいえるのが当たり前のようにあるけど…

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この時代には珍しく、男勝りな性格を貫き独立していく女傑"お島"の頼もしさと物悲しさを高峰秀子が演じた女一代日記。

男尊女卑?知るかとでも言わんばかりに気性が激しくモラハラに屈せず真っ向勝負、殴られ…

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Kuuta

Kuutaの感想・評価

4.2

男に独占された丸火鉢

地味かもしれないが、今こそ評価されるべき内容。面白かった。

「あらくれ」の名の通り、男社会が求める女の振る舞いを拒否し、自由に生きようとするお島(高峰秀子)。周囲は彼女を「…

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千利休

千利休の感想・評価

4.4

高峰秀子の魅力が存分に味わえる120分。そして、比較的マイナー作品ではあるが、実は最も成瀬らしいんじゃないかというような作品。構図も小津や溝口らの作品と同じくらいキマっていて、成瀬が巨匠として崇めら…

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