クリムゾンキング

歩く死骸のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

歩く死骸(1936年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

悪徳弁護士の策略で無実の罪を着せられ、処刑された男が蘇生実験で蘇り、というストーリー。主演がボリス・カーロフのためどうしても「フランケンシュタイン」の亜流に見えてしまう。
だけど前半の法廷劇や処刑の時間との戦いの場面などスリリングな部分が多く見応えがあった。

チェロの音色をバックに電気椅子に向かう様は非常に悲壮感があり、後半の蘇った後、何をするでもなく自分を陥れた連中の元に佇む姿はさすがの威圧感と恐怖感だった。

題名が「歩く死骸」原題The Walking Deadとどことなくメリケン産の人気ドラマシリーズと同じなのだけど、題名ほどのおどろおどろしさは感じられずどちらかといえば悲壮感のある作品だった。