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最‘新’絶叫計画のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

最‘新’絶叫計画(2001年製作の映画)
3.6
相変わらずおバカなことばかりしているシンディ(アンナ・ファリス)とショーティ(マーロン・ウェイアンズ)。
ある日、単位をエサに調査へ同行させようとするオールドマン教授の策に乗っかってしまい、彼らは超常現象が起こる「ヘルハウス」へと向かう。
彼らを待ち受けていたのは、口の悪すぎるオウムや好色な霊、喧嘩に強い黒猫、欲求不満の女の霊、骸骨、…と、次から次へと幽霊が出るわ出るわ。
しかし、幽霊に結婚を匂わせて逆に逃げられたり車椅子でカーチェイスしたりと、霊に振り回されているのか振り回しているのかよくわからない一行。
助手のドワイト(デイビッド・クロス)が高性能ゴーグルとエネルギー銃を全員に渡し応戦するも、一行は使いこなせず全く役に立たない。家主の亡妻に似たシンディが囮となり、ようやく霊を鎮めることができたのだった。
「エルム街の悪夢」「エクソシスト」など、50作以上もの映画を元ネタにしたパロディー作品。

冒頭の「エクソシスト」をパロディにしたゲロ吐き合戦の悪魔祓いシーンからよりアホらしい下品な展開が、パワーアップしている。
汚過ぎる晩餐、バーホーベン版「透明人間」のエロシーンがアホらしくアレンジされたり、ヒロインと化け猫の「ロッキー4」風のバトル、幽霊とのバーホーベン版「透明人間」風のバトル、ファンに怒られる「タイタニック」のパロディ、幽霊との「M.I.2」風のバトル、「ハンニバル」風の悪夢の晩餐、「チャーリーズエンジェル」風のバトル、小ネタの連続で持たせた感はあるけど、気楽に楽しめるコメディ映画。
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