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アメリカン・サイコのNのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

クリスチャンベールという役者の幅広さを楽しめる映画。
ベイトマンというキャラクターの魅力もあってか、ホラーグロ要素はそこまで強く感じなかった。

ブリーフ1丁で筋トレに励むクリスチャンベール。
名刺バトルで自分よりもセンスの良い名刺を持っている人間を殺そうとして、逆にケツを狙われて逃げ帰るクリスチャンベール。
3pしながら鏡で自分の顔を見ながら悦に浸るクリスチャンベール。
全裸でチェーンソーを持って追いかけてくるクリスチャンベール。
全て最高。

クリスチャンベールのベイトマンのキャラクターの強さに目が行くが、終盤ベイトマンの異常性よりも、皆がコミュニティに属するため同じような趣味嗜好を選んだ結果、目の前の人間が誰なのかすら理解していない社会の異常性を描かれてたのはとても面白かった。

ジョジョ4部の吉良吉影もだが、こういった殺人鬼が自身の1日のルーティーンを説明する場面は人間社会に溶け込んだ狂人を感じることができてとても好き。

2024 247
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