福福吉吉

ソウ4の福福吉吉のネタバレレビュー・内容・結末

ソウ4(2007年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

再鑑賞。
かなり久しぶりに観たけど、意外と面白かった。内容の細かいところを忘れていたこともあるけど、ソウからソウFINALまで観ていたことで、時系列の分かりにくいところが把握できていたことが大きいかな。見直してみるものだ。
初っ端のジグソウことジョン・クレイマーの死体解剖がかなりリアルに描写されていた。かなりのインパクトで初見時はここで、本作が「ジグソウが死んだ」後の話だと錯覚してしまった。
ここからソウ3で殺された女性捜査官ケリー殺害に話が飛ぶ。最初に観たときは話の展開についていけていなかった。ここでホフマン刑事、SWATのリッグに加え、FBIのストラムとペレスが登場して更に頭が混乱したと思う。でも今回は後の展開が分かっているので話についていけた。話についていけると妙に嬉しい。
リッグにゲームが仕掛けられて、それをストラムとペレスが追う展開になった。
リッグがゲームに挑むパートは、まあ普通じゃないかな。もう「生のありがたみ」云々のことはもう関係ないものだと割り切れた。それにゲームの描写に慣れてきているんだろうな。意外だったのは、リッグが太ったおっさんに仕掛けの着用を強要したから、おっさんを殺したのは実質、リッグだったんだな。目に刃物が突き刺さることだけ覚えていて、細かい部分勘違いしていたな。おっさん酷いことしてるから同情の余地は無いけど。
FBI組の捜査パートでは、いよいよジョン・クレイマーの元妻、ジルが登場。ジョンとジルの悲しい過去が分かる。ジルの妊娠中の子供を殺した男の顔が凄いむかつく(個人的に)。
リッグはゲームに失敗したけど、ホフマンが黒幕である以上、リッグが失敗する前提になっていないか。まあ、ホフマンは自己中心的だから仕方ない。
ストラムがソウ3のジグソウ死亡直後に乱入し、ソウ3の被験者のジェフを殺害したので初見時は混乱したな。
本作はソウ5以降を観ないと訳分からないようになっているのはずるい。
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