2006年、アン・フレッチャー監督、デュエイン・アドラー脚本によるミュージック・ドラマ。
ボルチモアのやんちゃな青年タイラー君、相棒のアフリカ系アメリカ人のマック君とその弟スキニー君と共に、とある芸術学校に侵入、講堂にセットされた舞台装置を破壊しまくり警備員に捕縛され、器物損壊の罪状により奉仕活動を余儀なくされるのでありました。
奉仕活動のため学内清掃に赴いたタイラー青年は、貴重な発表会を目前に控えつつ練習相手を怪我で欠いたバレリーナ、ノーラ嬢と出会い、練習相手を買って出たものの…、さてさてどうなるこのお話。
主人公タイラーを演じるチャニング・テイタムさんの素晴らしさをあらためて実感した作品。やはり人気のある役者さんは何か視聴者を魅了する卓越した技術をお持ちなのですね。
ひとつ気がかりなことは、弟スキニー君の行く末でございます。あれはあれでよろしかったのでしょうか。
小説で言えば『銀河英雄伝説』、TVゲームで言えば『ドラゴンクエストVII』のシナリオが思い起こされます。