るい

網走番外地 決斗零下30度のるいのレビュー・感想・評価

網走番外地 決斗零下30度(1967年製作の映画)
3.4

健さんの吐く息が真っ白😳8/18


網走刑務所から出所した橘真一。汽車で少女と出会い、首からさげている札の住所へ届ける事に。そこで待っていたのは、かつて雑居房で一緒に生活していた大槻であった。

今回はじめて今までの回想がちょくちょく入るんですが、そもそもほとんど話がつながってないのでその回想いるかい?って感じです。まぁ何回も網走刑務所入ってて、数年暮らしてたとか、雑居房仲間との思い出を見せるって程度かな。

前回も北海道が舞台だったので絵がかわらんのやなー。当たり前だけど出てくる人物もかわらんし、嵐寛寿郎もまたひょっこりはん役やし。ま、それを楽しむのがこの時代の映画なんかもしれんけど。

しかし、子役は毎回良いですね。強く生きる、生きねばならぬという時代を反映しているのか、雑草のように踏まれてもめげない子が多い。

それにしても、本当に寒そう〜!!健さんがセリフを喋るたびに真っ白に吐かれる息!まじの真冬の北海道でのロケなんですね。

今回は鉱山ものでございます。健さんが馬を乗り回し、ソリを引き回し、ドスを振り回し、回し回されの姿をご堪能くださいまし。あ、丹波哲郎が出てるのが今回の目玉でしょうか。
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