プライア

仮面の男のプライアのネタバレレビュー・内容・結末

仮面の男(1998年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

中世のフランス、ルイ14世の悪政が市民を苦しめていた。
婚約者のいる女を気に入り、相手の男を戦場の死ぬ可能性の高い部隊に配属して殺すなど、利己的な王だった。
そしてこの男の父親が同志達と共にクーデターを計画する。
牢に幽閉されている「仮面の男」である王の双子の弟を本物の王とすりかえるというもの。

弟の方は正義感の強い人間だった。が、クーデターは失敗、再び仮面をつけられて牢に戻される。
が、同志達が助けに来る。王は軍を率いてそこを襲おうとするが、軍の指揮官は弟の人格を知りクーデターに加担。
結局王と入れ代わって、善政をしいた。
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仮面の男は実在して王の一族の者だったと言われているが、それをもとにした作品。
10歳から幽閉されて誰とも接触していない弟が、何でこんな大人びてるのかとか、
最後死を覚悟した同志達が銃撃する軍に向かって行くが何故1人しか死なないのかとか、
ツッコミどころは山ほどあるが、アイデアとしては面白い作品。
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