2009年、民友党による政権交代。それは、隣国オウラン人民共和国の属国となる序章だった!
序盤は、SFポリティカル・スリラーとして、意外にもまとも。いや、上出来です。
しか~し、属国化するやいなや、化けの皮が剥がれ、主人公が世界統一宗教の救世主になる様をダラダラ描き始めます。
「暴力は役に立たない」と言いながら、主人公の危機を救うのは、友人(海東健さん!)の暴力だったり、
長々と説法をかました結果、世界中の人々が立ち上がってクーデターを起こす様はテロップで済ませ、暴力描写を描かず誤魔化したり。。。
ま、脚本がテキトーなんですよ。
撮影は結構頑張っていたんですけどねぇ。
それにしても、名優・田村亮さんや宍戸錠さんは、なんで出たんでしょう???(笑)