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カラーパープルのsnatchのレビュー・感想・評価

カラーパープル(1985年製作の映画)
3.7
学生の頃、黒人女性の書いたこの小説を読んでとても感動したのを覚えている
無学の主人公が文字を覚えていく、言葉を知り知識を身につけていく…それが小説自体の文体 思考と連動して深まっていくのが、読みながら胸高まり、そんな小説体験は初めてだった。でも映画だとそれがうまく出せていなかった、ちょっと残念。
でもでも、若きウーピー・ゴールドバーグのはにかんで口もと隠す仕草や、そっとニヤつく顔や、やっとの笑い顔を見ただけでいい。これがデビュー作✨その後大活躍するあなたの笑顔は正にお天道さま✨

映画では、その真っ白な歯が見られるのは後半の後半、そこにくるまでの、貧しく弱い黒人女性の更に美人顔ではないからと彼女の虐げられた膨大な年月、暴力に怯えて感情殺して黙して、男達に従うしかないあの人生は長かった

白人スピルバーグが描く黒人映画だと言われたそうですが☜それはどうやってもそうだから。スピルバーグは、黒人達が暮らしていた環境に的を絞り、色んな黒人女性を描いていた。男にも白人にもNO!が言えるソフィアは牢屋にぶち込まれる💢どこに行っても苦しみにまみれる、皆んな髪の毛白くなっちゃった😭だから、家の中で黒人夫たちを放っぽり、女たちが連帯する場面はやっと重しがとれる進め進め!
最後、ダニー・グローヴァーの行動は謝罪なのだが、153分間では許せん!😬
原作のラストはどうだったっけ⁇
忘れている‥😶もう一度読みます‥
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