スピルバーグ監督作品にこんな映画があったなんて知らなかった。1985年というと、we are the worldとかの頃でアフリカへの関心が高まっていた時期で、白人が作る黒人映画ということもあってか、時代にのり損なって評価はいまいち。だが、ウーピー・ゴールドバーグとローレンス・フィッシュバーンを世に出した功績は大きいと思います。序盤は辛く苦しい黒人女性の忍耐の人生をリアルに描いていたが、ラストなんかはまるで学校教材のようなお花畑展開。ハッピーエンドのようで黒人VS白人って対立構造にはなんの解決ももたらしていないんよなあ。
