白昼、油問屋・彌彦屋に一人の浪人が押し入り、主人と女房と娘を縛り上げると、土蔵から図面のようなものを盗んでいった。事件の裏には江戸を火の海にする暴徒の陰謀があった。そんななか、眠狂四郎は流…
>>続きを読む時は徳川八代将軍吉宗の治下。伊賀の国二万三千国の大名・柳生家伝来の名器“こけ猿の壺”。その壺に隠されたという百万両の軍用金の秘密をめぐり、柳生家・柳生源三郎、大岡越前守、隻眼隻手の怪剣士・…
>>続きを読む能登守に私怨を抱く神尾主膳の命ずるまま、辻斬りを行う竜之助。ある日、目の前に能登守が現れ、能登守の庇護下にあり、竜之助を敵と定める兵馬と対峙するが、どちらも斬らずに立ち去ってしまう。やがて…
>>続きを読む若い頃、生まれ故郷を売ったヤクザが、流れ流れて再び故郷に戻ってきたが、村人たちの冷たい目に反発、自暴自棄に陥っていく。ところがこのはぐれ者を、前科者のヤクザや出戻り娘ら陽の当たらぬ場所に住…
>>続きを読む出雲の国・松江藩の表小姓、笹野権三(郷ひろみ)は器量がよく、槍さばきのみごとさでは右に出る者がいない。その上、茶の道にも通じていた。彼は同家中の川側伴之丞(火野正平)の妹・お雪(田中美佐子…
>>続きを読む米飢饉に見舞われた清水港。米問屋の養子・長五郎は、米を売ることもできず昼間から博打にふける日々を過ごしていた。そんなある日、浪人姿の老人・嘉平次が店先で米をゆすった。長五郎は彼を痛めつけ、…
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