ヤスマサ

ターミナル・ベロシティのヤスマサのレビュー・感想・評価

ターミナル・ベロシティ(1994年製作の映画)
2.5
スカイダイバーのリチャード“ディッチ”ブロディ(チャーリー・シーン)が、訳が分からぬうちに、ある陰謀に巻き込まれるミステリー・アクション。
ディッチは、スカイダイビング初心者の金髪美女クリス(ナスターシャ・キンスキー)に指導を頼まれるが、目を離した隙に飛行機から落ちるという事故の当事者となってしまう。

ディッチは、一流のスカイダイバーだが、少々やんちゃで軽率なところがあり、連邦航空局から目をつけられているほど。
そんな性格が災いして、潜入先での行動の一つ一つに気を遣わなすぎて、観ていてイライラする。
ミステリーが故、ディッチが巻き込まれた陰謀の全貌がなかなか見えないのもまた苛立たせる要因だ。
スカイダイビングのシーンは何度かあるが、序盤の落下するクリスを追う所と、終盤にクリスが車のトランクに閉じ込められたまま飛行機から落ちる所が相似的に描かれ、リベンジ感が効果的でスリリングだ。
その後にもうひと盛り上がり、対決シーンがあるが、余計だったように思う。
チャーリー・シーンを売り出すことがメインの映画なのか、全体的には面白味に欠ける出来のように感じる。
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