安堵霊タラコフスキー

バウンティ/愛と反乱の航海の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

3.4
反乱とかのシーンにこの頃までのヘルツォーク作品的な良さはあったし、後のアカデミー賞俳優らの共演ってのも豪華だったけれど、いかにも80年代らしいラブロマンス的要素が本当に邪魔でしかなかった。

演者だけでなくヴァンゲリスの音楽とか諸要素も悪くはないんだけど、緩慢さも全体的にあるせいかどこか煮え切らない映画でもあり、パリテキサスとか田舎の日曜日とかと比べても格落ち感が否めないからカンヌで無冠に終わったのも納得してしまう。