ケビン・コスナーの寡黙な主人公といい世紀末ヒャッハー感といい「海のマッドマックス」と言われるのはしょうがないというか久々観たら思い切り『マッドマックス2』だけど、でも嫌いになれないんだな。海ならではの演出とか。特にヨットの数々のギミックなんて最高。
資源はどこから調達してるの?とかそんなに一気に潜って水圧とか大丈夫?とか、そんなことはいいんです。伝説のドライランドを求め美女と幼女を連れギミック満載のヨットで敵を蹴散らしながら海を進むミュータント、しかも敵ボスがデニス・ホッパー、もう十分満たされますよ。
絶頂期のケビン・コスナーですからね、そりゃカッコいいのなんの。ずぶ濡れになって頭髪がちょっとヤバそうに見えても問題なしですよ。この作品がなければ『翠星のガルガンティア』だって生まれなかった。かもしれない。多分。どうだろう?