加害者遺族というあまりフォーカスの当たらない人々の話。
是枝監督作品の中で、結構お気に入り。
Distance。距離。確かにこの物語の中には、精神的な距離や肉体的な距離を考えさせられる描写が多かった…
「ほんとにあそこにいなきゃわからないことがたくさんあるんですよ」それが真理なのだろう。実際、当事者にしかわからないことは多い。しかしそれでも話し合ったり、知ろうとする努力は必要なのだと思う。物事の一…
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これ刺さる人には刺さるけど、刺さらない人には退屈に映るタイプの映画なのかなー。確かに何言ってるかわからないシーンもあったし(ボソボソしてる)長いんだけど、自分はそれさえも気にならなかった。
被害者遺…
ほんとにあそこにいなきゃわからないことがたくさんあるんですよっていうのがサイレントブルーでありディスタンスであり、その中で彷徨い溺れていったんだ
人を傷つけるなら正義も神も信じない
孤独な鳥は空を…
自然光、全編手持ちカメラ、即興演出、それらがうまくいい意味でミックスされ、独特の雰囲気を醸し出している。
そして、終盤のミステリアスな展開に眠りかけていたわたしは叩き起こされた。
ラストの火はタルコ…
事件数日前を描かれたであろう回想シーン、宗教にどハマりした人間を突き放したり、考え方は違うからねと半分無関心だったり、信者であることすら知らされなかったりする。そのどれもが家族や恋人として何かしら原…
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