スポック

愛怨峡のスポックのレビュー・感想・評価

愛怨峡(1937年製作の映画)
4.5
男尊女卑の昭和初期の世の中で弱い立場の女性が哀れにも泣きを見るのかなと思っていたら、泥水を飲む様な苦しい人生経験を経て成長し逞しく筋を通していく女性が描かれている。
ほのかな男女の愛情と共に自らの道を歩もうとする、女性が生きにくかった時代の自立の物語。