香港で作品を送り出していたツイ・ハークがおかしくなったのはハリウッドに行ってから。
散々に懲りて香港に出戻っても他愛無い作品を作っていたが、ようやく本来の立ち位置に戻ってきた。
唐王朝の時代、人体が発火するという不可解な事件が起こっていた。
業を煮やした武后は解決のため、ディー判事を捜査につかわす。
武侠アクションではあるのだが、ファンタジーの部分も含めて一歩間違えれば破綻しかねない。
何しろ鹿がいきなりしゃべるのだから(笑)
アンディ・ラウを筆頭にレオン・カーフェイやリー・ビンビンなど、名のある俳優が大挙している。
アクション担当にもサモハンが演出と、抜かりはない布陣であった。