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ロッキー2の蟹のレビュー・感想・評価

ロッキー2(1979年製作の映画)
3.8
アポロとの激戦の後判定負けとなり、右目を負傷した痛々しい姿から始まる。

チャンピオンと互角に渡り合った試合の末、燃え尽き症候群なのか一度はボクシングをやめてしまい、前半は職探しと息子の誕生がメインで単なるホームドラマ的な展開。

しかし、後半エイドリアンに「勝って」と言われてからは熱い。
彼女の言動に一喜一憂する姿はロッキーの情深さを感じさせる。

試合は前作よりも更に臨場感が増していて非常に迫力がある。

本作は監督脚本が主演のシルヴェスター・スタローンだが、わかりやすく豪快な作風を好んでいるのか彼の作品は自分の好みと非常にマッチしていてとても好きだ。
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