そぼろ

ロッキー2のそぼろのレビュー・感想・評価

ロッキー2(1979年製作の映画)
4.0
最新作”クリード/過去の逆襲”のためにロッキーを最初から見るぞweek中🥊

wiki曰く、1より興行も良くないし、賛否あるし…云々。
確かに1で十分おもろかったから蛇足なんだろうなと、全く期待せずに見たけど、
は❓おもろいやんふざけるな‼️状態
だって、ロッキーって6まであるんでしょ❓
2からずっと蛇足なわけないもんね、人気シリーズはやっぱりちゃんと面白いよね


典型的なハッピー野郎にのし上がった主人公が、調子に乗って車や時計や家やら買っちゃって、でもボクシング辞めたし、仕事見つからないし、子供もできたし…やば…
そんななか、ロッキーに勝ったものの、みんなからはヤイヤイ言われてすっかりヒールになっちゃった永遠のライバル・アポロがしつこく絡んでくる、くる…‼️

前作よりはボクシングの特訓のシーンとか描かれてるなあ〜と思ったけど、ミッキーのサウスポーはやめろ‼️右なら読まれないから今度から右な‼️っていうハチャメチャな叱咤も、
「…おん❓😇」だし、
ちがう、ロッキーをボクシング映画だと思うなかれ…
ロッキーはロッキー・バルボアの人生、すなわち、”イタリアの種馬””成り上がり”立志伝である‼️
ボクシングが見たきゃ、はじめの一歩でも読んでな🥊ってことですよね‼️
スタローンって180cmも無いから、背だけで言うと鷹村さんよりちっちゃいんだけど、どんだけの筋量なん

ロッキーにおいて、ロッキー・バルボアはイタリア系、アポロは黒人、ミッキーはユダヤ系。当時のアメリカの時代背景をも如実に表されている。
アメリカの変換期とも言える1970年代、アメリカン・ニューシネマの潮流に対し、ロッキーはブルーカラーよりも更に下層である市民で、アメリカという強大な国で日々貧しく生活している主人公なのだ。
CM撮影でカンペの文字が読めず、散々バカにされたのは、ロッキーが幼少期から如何にコンプレックスを抱いて生きてきたか伺える。


ロッキーはただの激アツ少年漫画ではなく、当時の世相を我々に伝道する参考文献なのだ‼️
そぼろ

そぼろ