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ロッキー2のkazu1961のレビュー・感想・評価

ロッキー2(1979年製作の映画)
4.4
▪️Title : 「ロッキー2」
Original Title :「Rocky 2」
▪️First Release Year:1978
▪️JP Release Date :1979/09/01
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record :2020-343 再鑑賞
🕰Running Time:119分
▪️My Review
前作『ロッキー 』のエンディングのシーンから始まるオープニングでもう最高潮!!
やっぱりロッキー シリーズは鉄板です。そしてアポログリードとの死闘、この因縁が現在の「クリード』まで続いているのは感無量ですね!!
本作ではアヴィルドセンに代わりスタローンがメガホンを取り、監督・脚本・主演の三役を務めています。
一作目ほどの強烈な印象はないかも知れませんが、本作は人間ロッキー ・バルボアをより色濃く描いています。夫となり父となったロッキーの生き様の葛藤、妻と子供という、初めて守るべきものが生まれた彼は、これ以上エイドリアンに負担をかけられないとボクシングを止めると告げますが、それを受けた彼女は一言「勝って!」と告げます。このシーンはシリーズの中でもとても好きな鳥肌シーンです。
このエイドリアンの言葉に奮起したロッキーが、これまで以上に過酷なトレーニングを行うシーンは、この作品の見どころともいえます。観ているこちらもテンションが上がること間違いなしです。
また、一作目の時は生卵5個を一気飲みするのも流行りましたが、本作は片腕での腕立て伏せが流行しました。テーマソングも前回のメインテーマをジャズ風にアレンジしたものもクールに決まっています。
そしてラスト15分のアポロとの死闘はシリーズでも一番後も知れません!!
物語は。。。
壮絶なファイトの末に判定で敗れたロッキー(シルベスター・スタローン)は、内容に納得がいかないチャンピオンのアポロ(カール・ウェザース)のリターンマッチ要求を呑まずにボクシングからの引退を決意し、恋人エイドリアン(タリア・シャイア)と結婚します。ほどなくして彼女の妊娠が判明したことで新生活に張り切りますが、思うようにいかず焦ります。そんな中アポロは、名誉回復のために改めてロッキーとのリターンマッチを画策、マスコミを使って大々的にアピールします。それを受け闘志を燃やすロッキーは再挑戦を決意、トレーニングを開始しますが、エイドリアンに反対されているためか練習に身が入りません。それを知った兄ポーリー(バート・ヤング)の「お前が応援しないせいからロッキーがやる気にならないんだ」という言葉にショックを受けたエイドリアンは、労働からくる疲労も重なり入院し、そのままの状態で男児を出産します。晴れて父親となったロッキーは、果たしてボクサーとして再起できるのでしょうか。。。
前作を超える壮絶なボクシングの試合場面が展開され全世界でヒットしましたが、作品の評価・興行成績ともに前作には及ばなかったんですね。個人的には本作も大好きですが。

▪️Overview
前作で、フィラデルフィアのチンピラから、世界ヘビー級タイトル・マッチで、アメリカ中のヒーローとなったロッキーが、結婚、ジュニアの誕生などをへて、苦悩しながらも人間的に成長していく姿を描く。製作はアーウィン・ウィンクラーとロバート・チャートフ、監督・脚本はシルベスター・スタローン、撮影はビル・バトラー、音楽はビル・コンティ、編集はダンフォード・B・グリーン、美術はリチャード・バーガーが各々担当。出演はシルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、バート・ヤング、カール・ウエザース、バージェス・メレディス、トニー・バートン、ジョー・スピネル、レナード・ゲインズ、シルビア・ミールズ、バドカス・スタローンなど。(引用:映画.com)
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