「チ○ポは硬いうちに使え!」などの名言続出のイマヘイの巨匠の余裕というか遺言みたいな映画。
細かい事置いといて明日からやりたいことしょと思えてくるふんわりとしたぬくもりと世界の広がりも感じられる。
失業した役所広司が北陸の赤い橋のある町で、体に水がたまるという女性に出会い水を抜く(潮を吹かす)というエロくないおとぎ話。
ふざけたおして色んなものが放り込まれて、あれれどうしたの?とも思うがそれも魅力。
御大の映画にしては颯爽とした移動撮影がイキイキしてて気持ちよい。
横移動の長回しからの乱闘そしてチラつく雪とか結構アグレッシブ。
役所さんの股間をモザイクやぼかしなしで隠すという今では考えられない笑いがこみあげて拍手したいカットあり。