AYA

居酒屋のAYAのネタバレレビュー・内容・結末

居酒屋(1956年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

ひたすら主人公が報われない映画。

色男ランチエに捨てられて、せっかく結婚した旦那のクポーも屋根からの落下事故酒飲み癖がついて、働かない。
女の目線で言えば、つくづく結婚するなら男には気をつけよう…なんて思っちゃう。

でも誰の目線から見ても共感できるところがあって複雑。
あんな旦那だったらジェルヴェーズも逃げたくなるよなぁ、って思うからグジェとかランチエに助けを求めたくなるのも分かる。
クポーも落下事故のトラウマで働けないのも、前の夫ランチエを部屋に住まわせたのはジェルヴェーズに寛大なところを見せたかったんだろうなぁっていうのも分かる。

でも女ってそんな強くないよなー。
お前は強いから大丈夫だ、って、女にはいっちゃいけないよ。

せめて子供だけは救われて欲しい、って思っちゃうんだけど、ナナも悲惨な結末みたいで。
続編気になるなぁ。
AYA

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