McGuffinマクガフィン

居酒屋のMcGuffinマクガフィンのネタバレレビュー・内容・結末

居酒屋(1956年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見たかったやつがU-NEXTに!
しかも映像綺麗。とにかくマリア・シェルを一目で好きになった。下がった眉毛に可憐な容姿とは裏腹にパワフルな演技。

足の不自由(びっこ)なコブ付き洗濯女がダメ男によって次々と酷い目に遭う。

女ばかりが不幸な話はクラシック映画ならではのよさがある。洗濯場での女の争い、物理的にも人間的にも下品で不潔極まりない描写のオンパレード、ところが意外な逞しさが美しくも思え、もどかしくも眺めていられる。

娘のナナちゃんの行く末が恐ろしい。
キャンディ🍬はちゃっかりもらいつつ
「リボンがほしいの」
おめかしして子供たちの輪に入る。

これは身なりを綺麗にして、いい男を捕まえないとママのように不幸になるってこと!?
子供は親を見ている。

「しあわせの百貨店へようこそ」に劇中映画として登場する。

キネマ旬報ベストテン1位