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ノストラダムス 戦慄の啓示のmegusukeのレビュー・感想・評価

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観客置いてけぼり映画。幸福の科学映画第一弾。実写です。

特撮やCG、SFXは年代は感じるが、迫力があり凝っている。流石東映!!

端的に言うと、終始顔面真っ黒なノストラダムスさんは、暖かそうな石の暖炉の前で「恐れよ、恐れよ、神の怒りを恐れよ。見よ・・・1999年地球は滅びる!!」∵∵∵「な、なんだってー!!!」な予言をお届けしつつ
人間の悪想念(黒いモヤモヤ)で滅亡しそうな地球を救うべく、天界の沢山のお偉いさんが「どうしよう、ヤバイ」と祈る映画です。
天界の人は戦いません。人間=光の天使の内なる信仰パワーを引き出す為に祈ります。
そして何故か地獄は出ませんが、宇宙人が出てきます。
この宇宙人の特殊メイクの出来もよく、更に背景真っ暗で恐い。

一応同名の原作があるらしいですが原作ガン無視。
幸福の科学の考える天界世界、転生輪廻、宇宙の法則、宇宙人知識、この世の仕組みetc...
「勿論、皆知ってるよね☆信者1100万人だし♪」なノリで垂れ流すので、残り1.1億人には大筋のストーリー以外わけわかめです。
そう、この映画は、教育映画です(違)

まだ余裕のあった頃の日本で作った映像技術は、素人目に見ても見応えあるので、地球が破滅しそうになる特撮、派手な爆発、CGリヴァイアサン、特殊メイク、その他技術的なものがのがお好きな人はどうぞ。
それ以外の人は、天界に宇宙人が入り込んでたり、唐突なお馴染みグレイ星人(中立派)、レプタリアン星人(人を食べる悪い奴)、エルフみたいな宇宙人(頭が良く友好的)の紹介が入り、天使が緊急事態に、やたら良い姿勢で微笑みながら優雅にお喋りしているのを観て挫折必死。
何よりも、1999年乗り越えたので、観なくてよし!!
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