広い天の作品情報・感想・評価

広い天1959年製作の映画)

製作国:

3.5

『広い天』に投稿された感想・評価

戦時中の子どもは無力で手紙一枚落としてしまえば頼るは他者の善意のみで彫った兎と遥々旅する。
神

神の感想・評価

4.0
真藤孝行の子役子役してそうでしてないようで感が絶妙なあの演技に釘付け。何かと顔の長さを出される伊藤雄之助とのやり取りもよかった。
できれば四国の風景をもっとみたかった。
馬面のおじさんは適役だったです。
馬おじさん強面だけど優しいし、子どもは素直で礼儀正しくて、二人の関係に心温まる。
おじさんが彫刻家と分かってからは、後の展開は察しがついた。

 真藤孝行のいかにも都会っ子らしいあどけない顔や声とか、変人彫刻家に伊藤雄之助を置くとか、配役の妙が良い。

 少年が気をこるショットと伊藤雄之助が木を掘るショットをつなげて描いてみたりと挑戦的な編…

>>続きを読む

篠田正浩が助監督だからか、「あかね雲」や「はなれ瞽女おりん」の様な、戦時中に人々の心がギスギスしていたり、人道的には許されない様な出来事が起きそうな話だったが、よく考えると「少年時代」的でもあり、後…

>>続きを読む
3104

3104の感想・評価

2.9

序盤〜途中まではほのぼのでまっとうな構成だったのにね。

彫刻のくだりまでは良かったのだけど、問題は馬おじさんこと伊藤雄之助が子供を残して東上してからの流れ。
親が子を見つける過程の偶然頼み、勝手に…

>>続きを読む
美術館の扉が閉まるとこ、かっくいい。都会顔ってあるんだなーってつくづく思う
mingo

mingoの感想・評価

3.9

どこかホームアローンを感じさせる家族愛に満ちた切なさがたまらない。泣けるしハッピーエンドまでに続く気づきの連鎖が心地良い。ニュープリント。助監に篠田正浩いたのを見逃さなかった。瀬戸内少年〜に出てても…

>>続きを読む
shibamike

shibamikeの感想・評価

3.5

戦争のために、離れ離れになってしまった母と子のハートフルガーエー。
生真面目・礼儀正しい・好少年である新太郎にとても好感を持って映画を見ていたが、終盤に新太郎がじっとせずに勝手にうろちょろするのを見…

>>続きを読む
>>|

あなたにおすすめの記事