ポンコツ娘萌え萌え同盟

右門捕物帖 片眼の狼のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

右門捕物帖 片眼の狼(1959年製作の映画)
3.2
時代劇×ミステリーもの。むっつり右門モノで『右門捕物帖 片眼狼』とタイトル名が似ているけど、物語は全然別作品。

本作では江戸八百八町で起こる殺人事件と暗躍する『片眼の狼』を名乗る謎の者をむっつり右門が追うストーリーとなっている。

犯人を追うストーリーやどんぐりの中から出てきた地図など、推理要素的な本作では時代劇を舞台にしたミステリ小説という印象が強い。
だが元々ミステリ小説狂いしてた身としてはまあ衝撃を受けるようなモノはなく無難といった感じのミステリだった。

それを抜いても開始から不思議でおどろおどろしい(?)色合いの中、5人の首吊り死体が出るのはゾッとしたけれども。

それに時代劇とのこともあってか最終的には片目の狼のところに実質殴り込みになるという形が良く、
そこから悪事を働いていた人物を斬るというのは大変気持ちいい構成の娯楽映画だった。