タクシー内に限定されてるけど、これぞ人生ですよね、と思った。
人が偶然同じ空間に居合わせて、対話をして、何かを共にすることになったり、新しい学びを得たり、知らなかった感覚を知ったりして、混じり合うみたいな。
それが(いい意味で)抑揚のない一定のテンポで、いい感じの尺で5つ観られるというのは結構良いのではないのだろうか。個人的にかなり好きだった。
でもこういう偶然の混ざり合いも、スマートフォンが無い時代だからこそ濃度高く起きえたのだろうな。
今ってタクシー乗ってもみんなスマホ見てるし、スマホ決済するから幾らだのなんだのっていうやりとりもほぼ不要だし。
そう思うと、「偶然」が起こる余白がすごく狭くなったのだなあと思ったりする。
