「ちょっと思い出しただけ」が良作との噂を聞きネット検索していると
今作品の影響を受けており物語内にも関連する部分があるとのこと
監督(ジム・ジャームッシュ)のことは「パターソン」鑑賞時に認知した位で過去作までは観ておらず
今作も高評価を知りながらもスルーしてきたが
信頼ある梅田シネリーブルにて「ちょっと思い出しただけ」上演にあわせてのリバイバル上映にいつもの最前列ど真ん中での初見体験
各国のタクシードライバーと乗客との車内での会話劇メインで
それぞれの国や人種や人間性により会話や行動が当然全く違うのだが
どれもが解りやすい展開で短編のオムニバスなのだが終わる度に
もっと観たい・もっと・もっと…との感情が湧いてくる
それぞれの上手く行かない人生の機微に触れる内容とセンスの良いセリフは30年以上前の作品とは思えず
「パターソン」公開時に映画好きな方々の「ジャームッシュ」の新作がいよいよきた～って興奮していた理由がやっと理解でき
今更ながら他の作品も観なくてはと再認識された
