なんばパークスシネマでの二作目。
あんまり来ることがなかった劇場だけど、電車も一本やし、なかなかええなあ。
この名作が4Kで上映されてるとは!
むしろ、シアタスで観るはずだった役所広司を逃して良かった。
本作は若い頃に観たし、DVDも持っている。それでもこうしてまた劇場で観られる機会はそうないもんね。
個人的にタクシーに乗るのは苦手。
でも本作は大好き。
ウィノナのロサンゼルス。
可愛いな…ウィノナ🤍タクシー運転手のウィノナは空港からキャスティングディレクターのジーナ・ローランズを乗せる。新人女優を発掘するのがジーナの仕事。
…ってことでウィノナ
ジーナは決めた。この子だ!
バックミラーに映るウィノナの綺麗なこと。そして、その芯の強さ。ブレない人生設計。見事な去り際。振り返らない潔さ。好き。
本作、5つの都市を舞台にした、タクシー運転手の物語。
一番好きなのは、ウィノナのロサンゼルス。二番目に好きなのは、ベアトリス・ダルのパリ。あ…ベアトリスはお客さんだけど。一番嫌いなのはロベルト・ベニーニのローマ。とにかくうるさい。
最後のヘルシンキも良かったな。
ヤケ酒でぐでんぐでんになったアキを家まで送る友人ふたり。運転手のハナシに涙する。めちゃ可愛いやん。
ニューヨークは、東ドイツから来たおっちゃん運転手のお話。そのおっちゃんが言う「お金は必要だけど重要じゃない」という台詞が印象的。
古い作品なのに新しい。
素敵な作品。