R

ナイト・オン・ザ・プラネットのRのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前から観たかった映画がリバイバル上映ということで鑑賞

各5つの都市のタクシー内での物語で、運転手と乗客によって行われる一期一会のやりとりが、クスッと笑えるシーンもあり、泣けるシーンもありで退屈のしない130分でした

ロサンゼルスは、正反対で全然違う世界を生きる2人が交わることで生まれる面白さがあった
別れたあと、また2人は別々の世界を生きて再開することはないんだろうけど、それぞれの夢に対して向かっていくのだろうなとその後の行く末が気になりました
個人的に1番好きな場面

ニューヨークは、気の合う2人で夜をドライブしているようで、一緒に乗ってみたいなと思った
ちゃんと最後帰れたのかな笑

パリは、2人のやりとりが結構好きだった
色んな意味で手探りで互いの距離を確認する2人が見ていて面白かったですね
女性がかなりクール

ローマは、あまり好きじゃなかったかも
途中の運転手のあの過去は話を聞いていて気持ち悪かったですねー
神父?さんももっと訴えれば死なずに?済んだのかも
全体的に見ていてあまりいい気分はしませんでしたね

最後のヘルシンキが1番グッときたかも
不幸かどうか人それぞれかもしれないけど、やっぱり生と死が関わる話はかなり重くて辛いことなのかもしれない
最初は少し高圧的だったけど、最後は相手の気持ちに寄り添うことが出来たのは根のいいところがあったからで、頭ごなしに決めつけるのは良くないことで、ちゃんと相手のことを理解するということの大切さを改めて実感しましたね

全体を通して当時の街並みの風景や流行りとかに触れることも出来てかなり良かった
この映画で得られることが多くて、一生のうちに一度は観るべき!と思ったそんな映画でした
R

R