音楽や映像感など雰囲気の良い映画だった。
むしろ映画館よりも家でゆっくり見たい作品かもしれない。
時差を利用して、物語が進むにつれて夜が明けていくのがとてもよかった。
後半になるにつれてなかなか皮肉の効いたブラックジョークみたいなのも増えていって、笑っていいのかどうか悩ましいけどニヤッとしてしまうようなものも多かった。
心残りといえば、5つの物語が重なるような展開を期待していたが、本当にオムニバス形式であったため拍子抜けしたことくらいかなと。
5つ全部の場面が良かったのが、雰囲気は1つ目のロスで、話の展開としては3つ目のパリが好みかなと。笑ったのは4つ目と5つ目で、一番温かったのは2つ目。
ロスの女の子はタバコで煙全く吐いてなかったな。
でもローマのあの野郎は嫌いです。