車の中は、他の場所よりも会話がしやすく、普段言いにくいことも言いやすいという調査結果があるという。
かくいう私も、車に乗っていると
何故か話しやすくなり思いの外、会話が弾んだりする。
お酒を飲んだ帰り道、もう二度と会うこともないであろうタクシーの運転手さんとしみじみと深い話をお互いにしたり、一緒に幽霊のようなものを見たり。(これは本当に怖かった)
共に同じ方向を向きながら進む狭い箱の中には意外とドラマチックなことや可笑しみが詰まっていたりするのかも。
この映画の中にはハラハラしたり何か事件がたくさん起きるわけではないけれど、
だけどなんだかただ続く会話が愛おしく、"その先"にちょっと思いを巡らせるこの感じがとても心地よいのかも。
NYのヘルムートとヨーヨーの話が好きだったな。
また観よう。